モバイル浄水場

グッズ

いつ巨大地震が起こってもおかしくないとあれほど言われていても、真剣に防災を考えるに至らない自分がいる。一昨年の事になるが、民間の地震予知研究者が公開した地震予知情報により、一部でちょっとした騒ぎとなった。その頃から地震関連の掲示板等をちょくちょく覗く様になり、ほどなくして十勝沖地震が発生した。地震恐怖症のクセに何の備えもしていないお気楽な私でも、さすがにこのままではちょっとマズイかもしれないと思い、ホームセンターやら100均やらドラッグストアやらを駆け回り、大急ぎで自前の非常持ち出し袋を作った。水もその場凌ぎになる分ぐらいなのだが、5年間保存が効くものを買い求めた。しかし、万一の場合、自分が逃げるのに精一杯で、大量の水を持ち運ぶなどという事は到底不可能だ。

そんな時、どんな水でも飲み水に変える事が出来る様なキットでもあれば、とにかくそのキットとそこに水さえあれば何とかなる。そんなキットがあったんだな、これが。その名は『ウォーターキーパー』。しかも、動力不要、必要とするのは『落差』のみで、濾過方法は浄水場の急速濾過方式を採用している。いわば、モバイル浄水場といったところか…。1回の作業で5リットルの濾過が出来、計10回で50リットルの飲料水が作れるそうだ。お値段は2万5千円ぐらいで、追加の薬剤やら部品交換やらでその都度別途料金が発生する。この投資を高いとみるか安いとみるかは、自身にどんな災害が降り掛かって来るかという事によるのかもしれない。もちろん、そんな災害は降り掛かって来ない方がいいに決まっているが。

幸い私の家のすぐ近くには『伝説の池』があり、渇水時でさえなければ常に満々と水を湛えている。このキットさえ使えば、まさかの時でもいくらでも飲み水を調達する事が出来る。

しかし、いくら浄水場並みの水質に変身を遂げるとはいっても、『あの池の水だよん』という頭の刷り込みとの葛藤を克服する事が出来るかどうか…。

出来れば…飲みたくないです(^^ゞ。

banner_03.gif