ゴア氏の不都合な真実
大統領選で敗北を期して以来、本国以外では政治の表舞台から姿を消してしまった感があったアル・ゴア氏。地球温暖化防止キャンペーンをぶち上げて著書をしたため、映画を製作し、精力的に世界各地を廻り、すっかり表舞台に返り咲いた感じだ。
どうせ政治家のパフォーマンスなんだからと冷めた目で見ていたのだけれど、『英語でしゃべらナイト』でのインタビューを見て、ちょっとゴア氏に対する見方が変わった。パックンのインタービューに応じたゴア氏は、英語の『Crisis』という言葉には危険という意味しかないけれど、日本語の危機という言葉には、危険という意味合いと、機会という意味合いが含まれている。つまり、チャンスがあるという事なのだと宣ったのである。これを聞いた単細胞の私は、日本語の言葉の意味合いまで引用して来るなんて、なかなかやるではないかと大いに感心し、もしこの人が大統領になっていたら、今のアメリカとは随分異なったものになっていたかもしれない…な~んて思っちゃったのよね![]()
ところがドッコイホイサッサ。まるで『不都合な真実』のドキュメンタリー映画がアカデミー賞を受賞したタイミングに合わせるかの様に、『ゴア氏の不都合な真実』が詳らかにされちゃったんだよね。地球温暖化を防止を説いて回る彼のお方の高級住宅街にある大邸宅の電気・ガスの昨年の使用料は、約3万ドル(約350万円)だったってバラされちゃったのよね~。その大邸宅には温水プールもあるらしいし。
私個人の偏見かもしれないけれど、大統領選の時と比べると、どうしちゃったのというぐらいに恰幅が良くなり過ぎちゃった見るからに裕福な人が、いくら声を大にしてこういう問題を訴えても、イマイチ真実味が伝わって来ない気がしてならないんだな。首なんて、赤福の赤太郎みたいになっちゃってるし。
今は亡きカントリーシンガーのジョン・デンバーが、生前環境保護を声高に訴え、『ウインドスター基金』なる慈善団体を起ち上げたりしていたのだけれど、自分はガソリンを買い占めしている偽善者だと地元の住民から告発された事があった。ひとたび行動を起こすためには、並々ならぬ決意、それに伴う実行力、誠実さ、勇気等々が必要だ。ただ声高に叫ぶだけでは誰も耳を傾けてはくれない。何よりも自ら実践してみせる事が一番説得力がある気がする。それが出来なければ、しなければただの偽善者なんじゃないかな。皆ちゃんと見てるもん。世間は厳しいよ。
ゴア氏の広報担当者は、ゴア邸の電力は、昨年末から風力発電や太陽光発電によって賄われていると発表し、イメージ回復に躍起になっている様だ。ふ~ん、少しでも節電しようという気はないのね…。ブッシュ氏にしてやられて沈んじゃったから、何とか浮上するための策を散々ブレーンと練ったのかもね。ブッシュ氏がやりそうもない事で、世間一般の人々の共感が得られて、目立つヤツってね。
と、ガッガリしてちょっと勘ぐりたくなった。
それはそうと、『ゴア』と聞くと、『マグマ大使~~
』を連想してしまうのは、私だけ![]()
だよね~…![]()





