鎮魂の日

雑記

未曾有の大災害から一年。ただ時の流れだけが速い気がしてならない。

一年前の今日を境に、多くの人々の人生が一変してしまった。一年経って、やっと現実を受け入れなければならないという気持ちになったという方もいらっしゃるのだという。それは、やっと現実を受け入れられる様になったという事なのではなく、受け入れざるを得ないのだという思いなのだという。そんな思いを抱きつつ、現実と向き合って行かなければならないという事が、新たな悲しみや苦しみを生んでしまうのではないかという気がしてならない。

まるで何かのキャッチフレーズの如く、繰り返し用いられる『絆」という言葉は、本来の意味を伴わず、ただ言葉だけが勝手に一人歩きしてしまっているかの様だ。実際には、被災者の方々の間に存在していた『絆』が失われつつあるという現実もあるのだという事を知りもせずに…。

亡くなられた全ての方々の御霊が安らかならんことを…。また、被災された全ての方々が前を向き、少しずつでも確かに前に進む事が出来る様、そしていつか心安らぐ日がやって来る事を謹んで祈念申し上げます。