いけずな食物アレルギー
アレルギーの専門医療を行なっている病院と栄養士の団体によって行なわれた調査によると、小中学校で給食が原因となった食物アレルギー事故が、年間300件以上起きているのだそうだ。中でも果物が原因となったケースが最も多かったらしい。これはちょっと意外だった。
本人にとってアレルギーの原因となる事が分かっている食物に関しては、親の方から学校に申し送りがされていたりするだろうし、本人も口にしない様に気を付けているだろう。加工食品にしても、食品衛生法で特定原材料として表示が義務付けられていたる物に関しては、何とか回避出来るだろう。だけど、果物って美味しくて体に良さそうでとついつい良いイメージ的で捉えがちで(ん!?私だけか!?)、指摘されなければアレルギーの原因になる物があるというところまで中々考えが及ばず、ついつい油断してしまうのかもしれないな…。
私自身もバリバリのアレルギー持ちで、過去に軽度のアナフィラキーショックに陥った経験がある。原因は多分『ままかり』。以前、倉敷・岡山に旅行した際に、大好きな『ままかり』を堪能し、お土産で家に持ち帰った『ままかりの酢漬け』を懲りずにバリバリ食べた翌日の事、朝の通勤電車に揺られていたら、水虫持ちでもないのに突然猛烈に足の裏が痒くなったのだ。靴を脱いで掻く訳にもいかないし、でも痒いぞたまらんとクネクネしている内に、極度の耳の閉塞感に加えて呼吸も荒くなり、体中が猛烈に痒くなった。なんじゃこりゃ~~
と次の駅で電車を降り、家に引き返して全身を見てみると、体中に3Dの世界地図が出来てしまったみたいなドデカイ蕁麻疹が出て腫れ上がっていた
慌てて医者に駆け込んで何とか事なきを得たが、蕁麻疹には慣れていた筈の私もさすがにたまげたぞ。
青魚や光りモノを食べると蕁麻疹が出るという事は十分認識している。鯖、鰊は嫌いだから気にならないけれど、美味しい秋刀魚も食べられなくなってしまった。鯵や鰯の類いは取り敢えず大丈夫だったので、ままかりもOKと勝手に決め込んで大量に食べてしまったのが運の尽き。それから怖くてままかりが食べられなくなった。あんなに美味しいのになぁ…。
それからしばらくして、今度は鰻がダメになった。家から山を一つ越えて車で20分ぐらいのところに、開店前から行列が出来る美味しい鰻屋さんがある。いつもの様に鰻丼を堪能し、満足満腹の帰り道、何となく体がモゾモゾして来たのだ。堪らずに腕の内側を掻いてしまったら、見事な蕁麻疹があちこちにお出ましになった。それ以来、鰻でも蕁麻疹が出る様になってしまって、美味しい鰻丼もとんとご無沙汰している様な状態だ。
また、お酒に弱い体質ながら、一時期ドイツワインに凝ってちょこちょこと白ワインを仕入れて来ていた事がある。数々の失敗談にも懲りず、ささやかな楽しみの一つとなっていたのに、これもまたしても或る日突然の蕁麻疹で撃沈した。
もうこんなんばっかりや~~。嫌いな物は、『蕁麻疹が出るから、それ食べられないのよね』と嬉々として言い放つのだけれど、好きな物が食べられないのはちょっと哀しい![]()
命に関わる強烈なアナフィラキーショックを引き起こす海老・蟹は今のところセーフだ。これ以上レパートリーが増えません様に![]()





